
リマ、ペルー、9月15日(AP)― インカ帝国の模様からインスピレーションを受けたペルーの芸術家集団が、首都リマの丘陵地帯に密集する住宅の景観を変える芸術的試みに取り組んでいる。 「レインボープロジェクト」は、リマの街を一望するサン・クリストバルの丘に建つ数千戸の家屋1軒1軒に色を塗って、巨大な“壁画“を出現させようというもの。 完成すれば、インカのシンボル「チャカナ」を具象化した、ペルー最大の壁画になる予定だという。 芸術家集団のメンバーも住んでいるサン・クリストバルの丘は、治安が悪いという評判だが、丘の景観を変えることで、治安を向上させたいという。 家屋の修復と塗装作業に掛かる費用は、自治体と民間の塗装会社が提供。プロジェクトが、雇用と住民の帰属意識を生み出すと期待されている。 サン・クリストバルの丘には、ペルー国内から移り住んだ人々が無秩序に建てた家が、所狭しと並んでいるが、どの家も満足に塗装されてはいなかった。 自治体は、差し当たり1万戸の家を塗装して、丘の景観を変えたいとプロジェクトに大きな期待を寄せている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)
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