(ブルームバーグ): クレディ・スイス・グループは、昨年夏の一連の解雇について計画を従業員に適切に伝えなかったとしてロンドンの雇用審判所から2万ポンド(約300万円)の罰金を科された。
バリー・スペカー判事は、解雇を巡る従業員との面談プロセスの不備は「非常に広範で明白」であるため罰金という異例の判断をしたと説明した。審判所はクレディ・スイスのクオンツ分析チームの元ソフトウエア開発者による訴えを審理していた。
クレディ・スイスはコメントを控えた。
同判事によると、クレディ・スイスは解雇の理由や対象人数について従業員に書面で通知することを怠った。情報の欠如は、解雇の影響を回避または軽減する可能性があった「意味のある」協議を妨げたと判事は断じた。
クレディ・スイスの代理人の弁護士は、情報を意図的に隠ぺいしたのではなく、解雇対象が確定するまで通知を控えていたと説明した。
原題:Credit Suisse Given Rare Court Fine over U.K. Job Cut ‘Failures’(抜粋)
(c)2021 Bloomberg L.P.
Jonathan Browning
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