熊本県八代市は、昨年７月の豪雨で被災した同市坂本町の復興計画をホームページで公表している。
計画は、災害公営住宅の整備や小学校跡地の宅地転用の検討、被災した公民館の再建支援など計７８項目。期間は２０２０年度から２９年度までの１０年間。
市は昨年９月、有識者や住民代表らでつくる策定委員会を設置。専門部会や各校区の住民の意見も踏まえ、昨年末に計画案を作成した。今年１月から市民意見の公募（パブリックコメント）を実施。３団体１４個人から計１２２件集まった意見を受け、計画案を４カ所修正した。
主な修正は、復興計画の主要事業のロードマップ（工程表）を作成し、進ちょく達成状況の公表を追加。二次災害防止に向けた早期復旧の対象に「地域交流の場である公園」の追加なども加えた。（元村彩）
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