Saturday, March 27, 2021

実態把握難しいギャンブル依存症、県が対策推進計画策定へ|秋田魁新報電子版 - 秋田魁新報

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 ギャンブル依存症の患者とその家族を支援するため、秋田県は「ギャンブル等依存症対策推進計画」の策定を進めている。2021年度以降、相談体制の充実や回復支援プログラム普及に取り組む。専門家は「ギャンブル依存症は病気という点がまだ知られていない。県民への啓発が求められる」と指摘する。

 ギャンブル依存症はパチンコ、競馬、競輪などにのめり込むことで、日常生活や社会生活に支障が生じている状態を指す。県障害福祉課によると、県精神保健福祉センター(秋田市)に寄せられる相談は増加傾向。ただ実態把握は難しく「相談機関に結びついていない人が相当いると推測される」とする。

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致の本格化に合わせ、国は18年にギャンブル等依存症対策基本法を施行した。都道府県の計画策定が努力義務とされた。


 県の計画案では、リーフレットやホームページ、講演会開催などによる県民への啓発、関係機関の連携協力体制の構築などに取り組むとしている。県精神保健福祉センターが中心となり、地域の保健所が身近な相談拠点となる体制を整える。

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