Wednesday, February 3, 2021

東京五輪「われわれの計画は何も変わっていない」米報道官 - NHK NEWS WEB

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ことし夏に予定されている東京オリンピック・パラリンピックについて、アメリカ、ホワイトハウスの報道官は「われわれの計画は何も変わっていない」と述べました。

ホワイトハウスの広報担当者はNHKの取材に対し「選手の健康と安全を優先する」として、新型コロナウイルスの感染状況を引き続き注視する考えを示しました。

東京オリンピック・パラリンピックをめぐり、ホワイトハウスのサキ報道官は3日の記者会見で、東京大会への選手団の派遣についてバイデン大統領が安全だと考えているか問われたのに対し「われわれの計画は何も変わっていない」と述べました。

ホワイトハウスの広報担当者はNHKの取材に対し「USOPC=アメリカオリンピック・パラリンピック委員会と連携して日本の状況を注視し、東京大会の組織委員会の準備について定期的に説明を受けている」とするコメントを出しました。

そして「われわれはアメリカの選手が国際舞台で成功を収めることを望むとともに、選手の健康と安全を優先する」として、新型コロナウイルスの感染状況を引き続き注視する考えを示しました。

そのうえで、選手団の派遣については最終的にはUSOPCの判断になるとしました。

アメリカはこれまでオリンピックとパラリンピックに世界最大規模の選手団を派遣してきた「スポーツ大国」で、その意向は東京大会の開催にも大きな影響を及ぼすとみられています。

加藤官房長官「従来から緊密に意思疎通を行っている」

加藤官房長官は午前の記者会見で「東京オリンピック・パラリンピックを成功させるためには、アメリカを含め、参加国や地域との協力は大切であり、従来から緊密に意思疎通を行っている。政府としては、新型コロナウイルス対策を万全にして、安全・安心な大会の開催に向けて、引き続き、IOC=国際オリンピック委員会や大会組織委員会などと緊密に連携し、しっかりとした準備を進める」と述べました。

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