米 モデルナは新型コロナウイルス変異株への効果を狙ったワクチンのブースター(追加接種)について、複数の方法を試験することを計画中だ。また、今年と来年のワクチン増産に向けた準備も進めている。
モデルナは発表文で、南アフリカ型向けに修正を加えたコロナワクチン新バージョンの製造を完了し、米国立衛生研究所(NIH)の研究者に送付したと明らかにした。モデルナは複数の柱から成る戦略で新たな変異株に対応する方針で、南ア型向けブースターもその一角という。
同社は既存のワクチンの3回目投与についても臨床試験を実施しており、南ア型特定のワクチンと既存のワクチンを組み合わせたブースターも試験する方針だ。治験はNIHとモデルナの両方で実施する。
モデルナの株価は時間外取引で一時5.6%余り上昇した。
同社は別の発表文で、生産能力拡大に向け新たな設備投資を進めているとし、来年の生産は14億回分と、従来見通しの12億回分から引き上げる計画だと明らかにした。また今年の生産予測レンジの下限を7億回分と、これまでの6億回分から引き上げる一方、上限は10億回分に据え置いた。
原題:
Moderna Plans Multi-Pronged Approach on Virus Variants (2)、Moderna Working to Potentially Deliver Up to 1 Billion Doses
(抜粋)
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