
しかし、現実には、人々は感染リスクが高いと認識すると、自発的に外出を抑えて感染対策を強化する。そうした人々の合理的な行動をモデルに取り入れて、感染と経済の関係を明らかにしたのが前出の久保田氏の分析である。
基本的な分析結果は、他のシミュレーションと似ている。80%の人がワクチンを接種しても集団免疫は難しいので、今後も重症者数が多い状況が続き、医療逼迫は1年以上続くという。
ただし、緊急事態宣言が必要になるほどは重症者が増えることがないのが、他のシミュレーションとの違いである。それは、人々が、感染者数の増加に伴い外出を控えるために、感染者の増加がある程度抑えられるからである。
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