全国知事会は11日、新型コロナウイルス対策本部の会合をオンラインで開き、谷本正憲知事は新型コロナワクチンについて「余裕を持って接種を進められる量の確保と、供給計画の早めの提示を国にお願いしたい」と求めた。
谷本知事は、県内で7、8月に新規感染が確認された3320人のうち、9割以上はワクチン未接種か1回のみの接種だったとし、「2回打ち終えた人に重症者はいなかった。顕著な効果が確認された」と強調した。
一方、県内では人口の多い市町を中心に接種予約が取りづらく、「現場には不平不満がまん延している」と指摘。ワクチンの具体的な供給スケジュールを早めに把握できれば予約を受けやすい環境が整うとし、知事会として国に現状を伝えるよう要望した。
行動制限の緩和に関しては「ワクチン未接種者への差別が発生しないかなど多くの課題があり、慎重に事を進める必要がある」との認識を示した。

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