Tuesday, August 10, 2021

暗殺計画の容疑者は警備員 ミャンマー国連大使が明かす - 朝日新聞デジタル

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藤原学思、バンコク=福山亜希

 ミャンマーのチョーモートゥン国連大使が9日、朝日新聞のオンライン取材に応じた。クーデターで権力を握った国軍側はチョーモートゥン氏を「解任」し、新たな大使を任命したとしているが、市民の声を国際社会に届けるため、加盟国に自らを支持するよう働きかけていると述べ、職にとどまる決意を示した。今後、国連大使の信任をめぐる対立が激しさを増しそうだ。

 チョーモートゥン氏は2月26日、国軍のクーデターを非難する声明を国連総会で読み上げ、抵抗を示す3本指を掲げた。国軍側は翌日に「解任」を発表。その後、「大逆罪」で逮捕状が出された。

 だが、チョーモートゥン氏は現在も大使の職にとどまり、国軍への批判を続けている。6月には、ミャンマーに武器が行き渡らないよう加盟国に協力を求める国連総会決議に、自ら賛成票を投じた。

 そんな中でチョーモートゥン氏の暗殺計画が発覚。米当局は今月6日、ニューヨークに住むミャンマー人2人を、外国人公務員への暴行の共謀容疑で逮捕、訴追したと発表。チョーモートゥン氏は取材に、容疑者の一人はボランティアの警備員だったと明かした。

 ニューヨークの国連代表部周…

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