Wednesday, March 10, 2021

高岡市の第2期計画 国認定 歴史まちづくり - 中日新聞

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第2期で公開・活用に取り組む勝興寺の本堂=高岡市伏木古国府で

第2期で公開・活用に取り組む勝興寺の本堂=高岡市伏木古国府で

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 高岡市が取り組む歴史的風致維持向上計画(歴史まちづくり計画)の第二期計画が文部科学相や国土交通相などに認定された。同計画に取り組む全国八十三都市のうち第一期を完了し、第二期計画に進めるのは十八都市。北陸では金沢、高岡両市のみ。

 第一期(二〇一一〜二〇年度)の取り組みを踏まえて、第二期(二一〜三〇年度)では、継続する二十三事業に新規七事業を加えた計三十事業を推進する。第二期認定により事業に国の補助や支援を受けられる。

 新規事業は、本堂など十二棟が重要文化財である勝興寺の積極的な公開・活用や高岡城跡保存整備、赤レンガ建物(旧富山銀行本店)の利活用、万葉歴史館展示室の魅力向上、越中国府関連遺跡調査など。

 第一期では、勝興寺の保存修理事業などに取り組み、日本遺産認定、高岡御車山祭の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産の登録など歴史都市の魅力が高まった。

 高橋正樹市長は九日にあった市議会三月定例会の一般質問で計画に触れ、「シビックプライド(市民の都市への誇りや愛着)の向上につながっている。令和にちなみ万葉ゆかりの風致を新たに加え、古代・万葉時代の歴史に光を当てたまちづくりを進めたい」と述べた。 (武田寛史)

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