［北京 ５日 ロイター］ - 中国政府は５日、２０２１─２５年の中期の政策大綱である５カ年計画を公表し、金融イノベーションのリスク評価を強化する方針を示した。
また、インターネットプラットフォームへの規制を強めるほか、不公平な競争を排除するため、独占企業を積極的に特定するとした。
中国は今後５年間で違法な金融活動を取り締まり、インターネット金融の長期的なメカニズムを向上させ、消費者金融の発展を規制する。
５カ年計画によると、中国はデジタル経済の監視を改善。小規模銀行や農村部の信用組合、ノンバンクのガバナンス（統治）向上へより迅速に行動する構えを示した。
中国の金融規制当局は昨年以降、これまでの放任主義的な姿勢を転換し、オンラインを通じた融資への監督強化に向けて一連の措置を打ち出した。特に金融分野への進出を狙うハイテク企業を標的にしている。
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