冬の時期にやっておきたいのが、いつ、どこに、どんな野菜を育てるかを決める菜園計画。スペースを効率よく活用できるだけでなく、事前に作業スケジュールを検討できるので、計画的に栽培することができます。恵泉女学園大学人間社会学部教授の藤田 智(ふじた・さとし)さんは、「食べてみたい」「見てみたい」という気持ちに向き合うことが、菜園計画の第一歩だと言います。 * * * ■食べてみたいという気持ちが動機づけに 計画作りの第一歩は、気になる野菜を書き出すことから始めましょう。例えば「自家製トマトでソースを作りたい」「甘いトウモロコシを食べてみたい」「オクラの花を見てみたい」など、自分の興味を優先して選んでみましょう。食べてみたい、育ててみたいという気持ちが原動力となり、日々の作業がぐっと楽しくなります。菜園経験者なら、今まで育てたことのない野菜や珍しい品種にチャレンジしてみるのもおすすめ。新しい発見が生まれ、栽培技術のレベルアップにもつながります。 ■野菜ごとの栽培適期を考慮して選ぼう 野菜には、栽培に適した時期があります。例えば高温を好むトマトやナスなどの果菜類は、春から夏にかけて栽培するのが一般的。気温などの条件がそろった時期に栽培すると、野菜が本来持っている力で順調に生育しやすくなるのです。一方で、適期を外すとどんなに手をかけてもうまく育たず、収穫に至らないことも。そのため野菜ごとの適期を守って栽培することが重要です。 ■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2021年2・3月号より
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