日高のえりも町の沿岸ではゼニガタアザラシによる漁業被害が続いていて、環境省などでつくる協議会は被害を減らすため、今年度は84頭を計画的に捕獲したことを明らかにしました。
日高のえりも町の沿岸ではゼニガタアザラシによる漁業被害が続いていて、環境省などでつくる協議会は、個体数への影響を最小限にすることを目指しながら捕獲する頭数を毎年、決めています。
環境省が明らかにしたところによりますと、今年度、えりも町の襟裳岬沿岸で計画的に捕獲したゼニガタアザラシは84頭だったということです。
これは環境省などでつくる協議会が今年度の目標としていた86頭とほぼ同数で、捕獲された84頭のうち半数を超える55頭は1歳未満の子どもだったということです。
これを受けて協議会の「科学委員会」は新年度の捕獲数は52頭とし、定置網での捕獲を中心に行うことや、漁業被害をもたらす可能性がより高い子ども以外のアザラシを効果的に捕獲できる方法を検討すべきだとする見解をまとめました。
「科学委員会」は、ドローンなど最先端の技術を活用して上陸したゼニガタアザラシの数を把握し今後の捕獲などの対応に生かすべきだとしていて、協議会で具体策を検討することにしています。
からの記事と詳細 ( アザラシ84頭 計画的に捕獲|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
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