石巻市は、策定を進めるまちづくりの基本指針、第2次総合計画(2021~30年度)のうち、基本計画前期(21~25年度)の中間案をまとめた。概要資料を全戸配布して内容を周知し、12日まで市民の意見を募る。寄せられた意見は計画案に反映する。
市が目指す将来像には「ひとりひとりが 多彩に煌めき 共に歩むまち」を掲げた。従来の住民に東日本大震災後の移住者らを加えた人材や、自然、産業、伝統文化などの多彩さを市の特長として強調。人口減少を見据えた共生社会の実現への願いも込めた。
基本目標に「住民同士の絆・支え合いで安全安心に暮らせるまち」など6項目を定め、施策を設定した。重点事項に掲げた「第2期復興・創生期間の取り組み」では、終了が21年度にずれ込む一部事業の完結や被災者の心の復興などを推進。「地方創生の取り組み」では産業競争力の強化や子育て支援の充実などを進める。
昨年7月に内閣府から「SDGs未来都市」に選定されたことを受け、持続可能な社会づくりも目標に掲げた。旧市町の各地区ごとに将来展望もまとめた。
意見提出は市内に在住か通勤、通学する人らが対象。郵送か電子メール、ファクスで提出する。
意見の集約結果は年度内に市ホームページに掲載するほか、市役所情報公開コーナーや各総合支所で閲覧できる。連絡先は市復興政策課0225(95)1111内線4216。
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