Monday, February 8, 2021

【ホームズ】〈近畿圏版/関西〉2021年LIFULL HOME'S住みたい行政区ランキング | 住まいのお役立ち情報 - LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)

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近畿圏版

「買って住みたい行政区」ランキング 総評

吹田市が前回3位から1位に 大阪市中心部・阪神間・北摂に満遍なく需要の期待が高まる

3回目となる近畿圏「買って住みたい行政区」ランキングは、前回の3位から順位を上げた大阪府吹田市が初の1位を獲得しました。前回1位の大阪市中央区は2位に後退、前回6位の大阪府枚方市が3位と健闘しています。上位は吹田市と同じく北摂に位置する大阪府豊中市が6位、阪神間の兵庫県西宮市と兵庫県尼崎市がそれぞれ4位と5位、2位の大阪市中央区に隣接する大阪市北区が8位と、近畿圏では変わらず大阪市中心部へのアクセスを考慮した物件選択が主流であることが示されています。

なお、兵庫県西部の姫路市と明石市が前回の11位と10位に引き続き、今年は9位と10位にランクイン。風光明媚(めいび)で観光資源も豊富な独立した経済圏としての人気を確立しつつあることも浮き彫りになっています。16位に入った加古川市も含めて、“神岡間エリア”(神戸市と岡山市の間)は現状では、従来の人気住宅地である阪神間に匹敵する人気を獲得していますが、コロナ禍で観光産業に大きな影響が出ていることもあり、今後のランキング動向が注目されます。

また、前回は大阪市内の行政区が数多く上位に名を連ねていましたが、今回は天王寺区が11位、西区18位、淀川区22位、住吉区23位と順位も行政区の数も低下・減少しており“都心集中”の傾向がやや薄らいでいます。代わって阪神間の人気エリアを多数擁する神戸市東灘区や神戸市中央区がそれぞれ12位と13位、大阪市のベッドタウンである寝屋川市が14位、高槻市が15位、茨木市が19位に入り、街(駅)単位では人気が低迷しているように見えるこれらの地域も、広く行政区単位で見ると根強い人気が保たれていることが明らかです。特に「買って住みたい街」では見られなかったコロナ禍の影響によるエリア選択の変化が行政区単位では若干ながら見られることが分かりました。

4位の西宮市は、前々回1位、前回2位で徐々に順位を下げていますが、阪神間屈指の人気住宅地である「甲子園」「昭和園」「甲風園」「甲東園」「甲陽園」「苦楽園」「香櫨園」=西宮七園を擁し、ほかにも「夙川」や「西宮北口」なども根強い人気を維持していて依然高い順位を保っています。

近畿圏ランキング上位は、吹田市、豊中市、兵庫県宝塚市など北摂エリア、西宮市、尼崎市、神戸市東灘区および中央区など阪神間エリア、大阪府の枚方市、寝屋川市、高槻市、茨木市など京都方面エリアと大阪市を起点として各方面に満遍なく居住ニーズが広がっており、いずれのエリアにおいても一定の需要が期待できる状況にあります。

京都市内の行政区では京都駅南側に位置する伏見区が前回22位から17位で最上位、次いで右京区が23位から20位とともに順位を上げていますが、中心部の中京区は36位、下京区48位、上京区49位と低迷しています。景観条例によって新築物件の供給が限られていることもあり、「買って住みたい行政区」としてはハードルが高いようです。

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