歌舞伎俳優の中村勘九郎、中村七之助、中村勘太郎、中村長三郎が21日、オンラインで行われた歌舞伎座『二月大歌舞伎』取材会に出席した。
同公演の第三部では、「十七世中村勘三郎三十三回忌追善狂言」として、十七世勘三郎の孫にあたる勘九郎・七之助兄弟、そして曾孫(ひまご)にあたる勘太郎・長三郎兄弟の出演により、十七世由縁の狂言『奥州安達原 袖萩祭文』『連獅子』を上演する。
同公演の第三部では、「十七世中村勘三郎三十三回忌追善狂言」として、十七世勘三郎の孫にあたる勘九郎・七之助兄弟、そして曾孫(ひまご)にあたる勘太郎・長三郎兄弟の出演により、十七世由縁の狂言『奥州安達原 袖萩祭文』『連獅子』を上演する。
勘九郎はコロナ禍での上演について「大変な時期に追善ができるというのも、祖父、父、出てくれます先輩方のおかげ。そして、安心安全に見ていただこうとスタッフのみなさまの力です」と感謝。「こんな状況になってしまったので、芝居ができない苦しさを味わったので、楽しみです。中村屋だけではなく、先輩方、先人の方々の技、呼吸、間、そういったものをつなげていくのもひとつの役割なので」とかみしめるように語った。
七之助は、おいにあたる勘太郎と長三郎について「(勘太郎が)生きてきた中で一番つらいでしょう。でも、舞台に立つ喜びを初めて知ったのが連獅子だったので、それすぐそばまできているので、僕はパワーを送ります。長三郎は声もいいですし、集中してやればできると思うのですが、相手方のせりふを飛ばしたり、何もないところは抜いたりしている。今感じている倍以上の集中力を保たないといけないので、これは覚悟が要りますね。びっくりすると思います。あの雰囲気の中、緊張感を保つのは、大人でもきついと思う」と呼びかけた。
公演中に誕生日を迎える勘太郎は、ほしいものを聞かれると「何にしようかな…刀です。煉獄さんの刀、あれの違うバージョン!」と『鬼滅の刃』グッズをおねだりしていた。同公演は、歌舞伎座で2月2日から27日まで上演される。
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