世界の若手バレエダンサーの登竜門として知られるスイスの「ローザンヌ国際バレエコンクール」で、さいたま市出身の淵山隼平さん(18)が5位に入賞しました。
スイス西部のローザンヌで行われる「ローザンヌ国際バレエコンクール」は15歳から18歳までが参加する若手バレエダンサーの登竜門として知られています。
ことしは新型コロナウイルスの影響でダンサーたちは現地には行かず、事前に演技を収録した映像を送り、それを審査する形で行われました。
6日は、日本人3人を含む20人が決勝にのぞみ、古典のクラシックと現代舞踊のコンテンポラリーの2つの部門でそれぞれ演技が上映されました。
その結果、さいたま市出身でアメリカ・フロリダ州のバレエ専門学校に所属する淵山隼平さんが5位に入賞しました。
淵山さんはクラシックの部門ではオーベール作曲「グラン・パ・クラシック」を選び、フロア全体を使い、華麗でダイナミックに踊りました。
淵山さんは新型コロナウイルスの影響で所属するアメリカのバレエ専門学校が休校になったため、去年3月に帰国し、地元のさいたま市で練習を続けてきました。
受賞の発表のあとNHKのインタビューに応じた淵山さんは「自分の名前が呼ばれるなんて思ってもみませんでした。コロナ禍でコンクールを開催してくださったスタッフのみなさま、先生方、支えてくれた家族などに感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを語っていました。
淵山さんはおととしも決勝まで進んだものの入賞を逃し、今回が2度目の挑戦でした。
淵山さんは「コロナ禍で、今、自分にできる目標を作りたいと思い、再び参加しました。2年前は悔しい思いをしましたが、自分には足りないところがたくさんあったので、苦手なことを重点的に練習してきました。筋肉がつき、踊り方も以前より大人っぽくなったと思います」と話していました。
そして将来について「有名なバレエ団でプリンシパルとして主役を踊れるようなバレエダンサーになりたい。そのために、これからも苦手なところを練習していきたいです」と意気込みを話していました。
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