Saturday, November 14, 2020

アレクサの「おせっかいな新機能」に批判、気味が悪いとの声も(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース

アマゾンは11月11日、音声アシスタント「アレクサ」の機能を向上させ、顧客がはっきりと明示していない要望を予測して、それに応じた答えを返す機能を追加したとアナウンスした。これは、音声アシスタントをより賢くするものだが、一部の批評家は不気味に感じると述べている。 アマゾンによると、例えば顧客が「紅茶をいれるのに、どのくらい時間がかかる?」と聞いた場合、アレクサはまず「5分程度から試してみるのがいいでしょう」と回答し、さらに「5分間のタイマーをセットしましょうか?」と問いかけるという。 このような「潜在的なゴール予測」を可能にするアルゴリズムは複雑で、初期のプロトタイプでは、顧客が「鶏肉のレシピ」を尋ねた後に、アレクサが「鶏肉のサウンドを聞きたいですか?」と返すなど、全く見当違いな対応をする場合があったという。 アマゾンが今回導入した「アレクサのスマート化」は、ゴール予測に限定されておらず、この機能の利用を望まない顧客が、オプトアウト出来るのかどうかも不明た。フォーブスはアマゾンにコメントを求めたが、期限までに回答は無かった。 アマゾンによるとこの機能は既に、米国内で英語を話す顧客向けに提供中という。 一部のユーザーは、今回の新機能を不快に思ったり、新たなターゲティング広告に用いられることを懸念している。 「アレクサに何かを質問する度に、彼らが逆に質問を返すのだとしたら、非常に迷惑だ。この機能を即座に停止する手段は用意されておらず、設定メニューから煩雑な操作を行うしかないという。私個人としては、こんな機能は要らない」とThe VergeのエディターのDieter Bohnはツイートした。 一方でニューヨーク・タイムズ(NYT)のKashmir Hill記者は「アレクサはここ最近、色んなものを売りつけようとしてくる。今後はタイマーを設定しようとしたら、音楽を聞きながら暇つぶしするのはどうだと問いかけて、プライム・ミュージックの利用を勧めるようになるかもしれない」と皮肉をこめて述べた。

さらなるプライバシー侵害に?

MITテクノロジー・レビューの記事によると、アマゾンは将来的にアレクサの反応のロボット臭さを抑え、より人間味のある対応をさせようとしているという。そのためには、アレクサが機械的な反応を返すだけでなく、顧客の意図を読み取ることが必要になる。 しかし、プライバシー保護団体は、アマゾンのこのような野心がさらなるプライバシー侵害につながることを懸念している。 アマゾンは今年8月にフィットネストラッカーのHaloを発売した。このデバイスはユーザーの声のトーンから感情を読み取ることが可能になっており、ここにも「気味が悪い」と批判を浴びるテクノロジーが搭載されるのかもしれない。

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