Monday, July 19, 2021

利用増へ公共交通計画 城端・氷見線活性化推進協 コロナ後の観光振興|地域|富山のニュース|富山新聞 - 北國新聞

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推進協議会の会長に就き、あいさつする角田高岡市長(中央)=高岡市のウイング・ウイング高岡

推進協議会の会長に就き、あいさつする角田高岡市長(中央)=高岡市のウイング・ウイング高岡

  月内に沿線住民アンケート

 富山県と県西部4市、JR西日本などでつくる城端・氷見線活性化推進協議会の総会は19日、高岡市のウイング・ウイング高岡で開かれ、今年度、両線の利用増に向けた公共交通計画の策定に着手することを決めた。今月下旬、沿線住民に利用状況などに関するアンケートを行い、計画に反映させる。コロナ禍の新しい生活様式に対応した通勤通学の利便性確保やコロナ後の観光振興の視点を盛り込む。

  来年3月までに作成

 城端線・氷見線沿線地域公共交通計画と銘打ち、来年度から5カ年の計画とする。8~12月にアンケート結果を分析して素案を作り、鉄道やバスなどの2次交通との関わりなど、持続可能な交通体系の考え方も取り入れて、来年3月までに計画をまとめる。

 今年度で終了する公共交通網形成計画では2017~20年度、城端・氷見線の1日平均乗客数の目標とした1万840人について、コロナ禍の20年度以外は全て達成したことが報告された。一方、定期外の利用者数は氷見線で目標指数を全ての年度で下回ったことから、北陸新幹線と直結する城端線との直通化を今年度も検討する。

 今年度の新規事業として氷見・城端線の自転車利用者に対し、自転車を輸送する専用バッグを無料で貸し出すことも決めた。

  会長に角田高岡市長

 城端・氷見線活性化推進協議会の会長に就いた角田悠紀高岡市長は「新型コロナで公共交通は深刻な打撃を受けており、協議会の活動は一層、重要になる。さまざまな利用ニーズに応じた取り組みを展開していきたい」と決意を述べた。

 活性化推進協ではLRT化に関する議論は行わず、総会ではJR西などでつくる城端・氷見線LRT化検討会の取り組み状況が報告された。

 林正之氷見市長、夏野修砺波市長、田中幹夫南砺市長の3副会長ら約40人が出席した。

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