Sunday, December 6, 2020

経験生かす計画を=はやぶさミッション成功 - 乗りものニュース

 6年に及ぶ小惑星「りゅうぐう」への往復ミッションを見事成功させた探査機「はやぶさ2」。初代「はやぶさ」で起きたトラブルを糧に、小天体から試料を持ち帰る技術を確立した功績は大きい。

 はやぶさの成功以降、米航空宇宙局(NASA)や欧州、中国などが小惑星探査に乗り出している。今年10月に小惑星「ベンヌ」に着陸して試料を採取した米探査機「オシリス・レックス」の予算ははやぶさ2の約3倍。NASAは他の小惑星探査も計画し、この分野をリードしてきた日本を激しく追い上げている。

 日本も、火星の衛星から試料回収を目指すMMX(2024年打ち上げ)などの計画はあるが、「はやぶさ級」の計画を次々と打ち出すことは難しい。宇宙探査に詳しい阿部新助・日本大准教授は「続けていくことが大事。大型ミッションでなくても、数を打って常にフロンティアを開拓しないといけない」と指摘する。

 はやぶさ2では、初代はやぶさの「失敗」も含むさまざまな経験が生かされた。予算などさまざまな制約がある中、貴重な経験を次代につなぐ計画を生み出す工夫が求められる。

【了】

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December 06, 2020 at 02:30PM
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