Thursday, December 17, 2020

熊本豪雨被災の坂本町、復興へ78施策 計画案まとまる 八代市 - 熊本日日新聞

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 7月豪雨で熊本県八代市が設置した復興計画策定委員会(委員長・荒木啓二郎熊本高専校長)は17日、同市の千丁コミュニティセンターで最終会合を開き、甚大な被害を受けた同市坂本町の復興計画案を取りまとめた。22日に中村博生市長に提言書を提出する。

 計画の基本理念は「みんなで取り戻す 生き生き笑顔のさかもと」。三つの基本目標として「くらし・コミュニティ」「産業・経済」「社会基盤・防災」それぞれの再生を掲げ、計78項目の施策を列挙した。期間は2029年度までの10年間。

 住まい関連では、コミュニティー維持に配慮した災害公営住宅を23年度までに整備。小学校跡地の宅地整備も検討する。産業では道の駅坂本敷地内に仮設商店街を来年5月に開設。既存の文化財や温泉を活用した新たな観光ルートも検討する。幹線道路の寸断に備えた林道の維持管理など、災害に強い地域づくりも盛り込んだ。

 被災した市坂本支所の再建については、現在地を含めた計5カ所の候補地を示した。市は来年3月までに場所を決める。

 策定委は有識者や住民代表ら19人で構成。9月から、専門部会も含めて計12回の会合を開いた。来年1月上旬から計画案のパブリックコメントを経て、3月までに計画を決定する。(益田大也)

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