河野太郎行政改革担当相は19日の日本テレビ番組で、新型コロナウイルスワクチンの供給減を補うための追加調達はしない考えを示した。「世界的にワクチンの需要が高まり、全く打てていない国もある。日本だけ『よこせ』と言うわけにはいかない」と述べた。高齢者向けの接種は、7月末までに「終わる」と語り、政府が掲げた目標を達成できると言明した。
政府は米ファイザーと9700万人分、米モデルナと2500万人分の供給契約を結んでいる。河野氏は9月末までの必要量は確保していると重ねて強調。自治体で予約の停止や延期が相次いでいる事態を踏まえ、9月分の供給量を自治体に早期に伝えると説明した。「見通しが分かれば、それに応じて予約を取ることができる。今後は、なるべく早くお知らせしたい」と理解を求めた。
高齢者を巡っては、持病などで接種を希望しない人もいるため接種率100%にはならないとする一方、多くの自治体が当初想定した7割を超えて80~85%の接種率になると明らかにした。 (共同)
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