甲府市の常磐ホテルで6日から打たれていた第76期本因坊決定戦七番勝負(毎日新聞社、日本棋院、関西棋院主催、大和証券グループ協賛)の第7局は7日午後7時、本因坊文裕(もんゆう)(32)=井山裕太九段=が、挑戦者の芝野虎丸王座(21)に180手で白番中押し勝ちし、4勝3敗で二十五世本因坊治勲(65)=趙治勲九段=と並ぶ歴代1位タイの10連覇を達成した。史上最年少での本因坊位獲得を目指した芝野は惜しくも達成はならなかった。残り時間は芝野1分、文裕26分。
前期と同じ顔合わせとなった今シリーズは、文裕が第1局を先勝。芝野が第2~4局を3連勝した後、第5、6局は文裕が連勝してタイに戻した。第7局は中盤から文裕が優位に戦いを進めて押し切った。文裕は本因坊と棋聖、名人の「大三冠」を維持した。【武内亮、新土居仁昌】
本因坊文裕の話
厳しいシリーズだったので結果を出せて非常にうれしく思う。まずい部分もかなり出たが、次(来期)に生かせるよう精いっぱい頑張りたい。
芝野虎丸王座の話
負けた碁はどれも内容がよくなく残念だった。今の実力はそれなりに出せていたと思うが、また勉強して(この場に)戻ってこられるよう頑張りたい。
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