Wednesday, December 9, 2020

リニア残土、中川にも 村長が「半の沢」埋め立て計画了承|信毎web - 信濃毎日新聞

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 上伊那郡中川村の宮下健彦村長は9日夜、村内の「半の沢」にリニア中央新幹線の関連工事で出る残土を埋め立てる計画について、了承する考えを明らかにした。「村として技術的な検証を理解し、県とJR東海の安全管理への姿勢を確認した」と説明。上伊那地域での受け入れ表明は、伊那市に続き2カ所目となる。

 同日夜、村役場で開いた村リニア対策協議会で述べた。宮下村長は、残土による大規模な盛り土や、沢の上流にある砂防ダムなどを「県が永久に管理すると確認した」と強調。「盛り土や施設の管理について県と協議し、協定書を締結したい」と述べた。下流に当たる村内の渡場(どば)地区でも、説明会を重ねておおむね理解を得られたとした。

 半の沢は、村内の小渋川に注ぐ小規模河川。リニア計画を進めるJR東海は関連工事の残土53万立方メートルについて、一帯の4・8ヘクタールに高さ40メートル分盛っていく計画を示している。盛り土の上には、現在は橋になっている県道を付け替える。渡場地区での村による説明会では、住民の一部に盛り土を不安視する声もあった。

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