Saturday, July 3, 2021

バリアフリー、計画作成18% ノウハウ、予算不足で遅れ - 東京新聞

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 バリアフリー基本構想を定めた自治体数と21年3月末時点の策定率

 バリアフリー基本構想を定めた自治体数と21年3月末時点の策定率

 駅などの拠点を中心とした一体的なバリアフリー化計画を定めた「基本構想」を作成済みの市区町村が、3月末時点で全体の18%(309団体)にとどまることが3日、国土交通省の集計で分かった。作成は全自治体の努力義務。ノウハウや予算の不足から町村を中心に遅れが目立つ。国は東京五輪・パラリンピックに向け取り組みを進めてきたが、地方への浸透は道半ばだ。

 策定率は自治体の規模で大きく異なり、政令指定都市と東京23区、中核市は計101市区の88%で策定済み。しかし、それ以外の714市では27%にとどまる。743ある町では3%、183ある村ではゼロだった。

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